西の方に自動車を作っているおっさんがおった?
おっさんは、何万個もの自動車部品をあちこちから調達して、自動車を作っている。
しかし、一生懸命組み立てた自動車が、たった一つの部品の不具合で、不良品になるのはゴメンだ。だから受入れ時に検査をする事にした。面倒やなあ〜と思いつつ。

面倒なことは長くは続かない、おっさんは受入検査をするより、製造工場に出向きどんな方法でモノが作られ、検査して、出荷されているか見に行く事にした。
現場がちゃんとしていれば、モノもちゃんとしているはずだ、
そうすると、検査も少しは、はっしょれる(ところではっしょれるって何語なんだろう?)

しかし、世界中の全ての部品工場に調査に行くのは、面倒だ。
そして、面倒なことは長くは続かない。

これは、国際的な第三者機関にちゃんとしたモノを供給できる能力があるかを審査してもらうのがいい。
そして審査をクリアした工場から買う、その方がうんと楽だ、そうおっさんは考えた。

そんなおっさんの発想からISO9001(品質マネジメントシステム=QMS)が生まれたらしい。
1987年のことである。

おっさん達は、QMSを認証取得した工場でないと注文しないと、言いはじめた。
な訳で、世界中でQMSを認証取得する企業が増え始めた。

2000年に大きな規格改定があった。
これを機に日本でも、認証取得をする企業が多くなった。
業界団体や、取得企業が下請メーカーに認証取得を促したのだと言われている。

以後、順調に取得企業が増えてきたが、2006年頃からは、減少傾向に転じ、返上する企業が多くなってきた。

①手間ヒマの割に収益に結びつかない。
②取得企業の増加で、差別化に繋がらない。
③これ以上のマネジメントシステムの構築が出来ている。
こんなことが要因だと言われている。
③はともかく、①と②については、とても残念なことだと考えている。

前回にも書いたが、このシステムは上手く使いさえすれば、満更でもないのである。

QMSの認証取得は目的ではない、企業の目的は、収益性を向上させること、売上やシェアを拡大させることであり、あくまでもQMSはその為の手段にすぎないのである

2015年版改定を機に、認証取得や移行そのもののを検討している企業の方は、規格の意図をしっかりと理解して、上手くこのQMSを利用して欲しいと思う。

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