「無知って、怖いな」
「無知っていうのは、怖いな」
別れ際にぽつりとお客様が発した一言です。
つい先日、90代男性の「公正証書遺言」作成のお手伝いをしました。
依頼主は、ご本人とそのお子様。
つい最近奥様を亡くされたそうです。
この奥様の相続手続きがとても難航しており、
お話しを聞いた限り、解決までの時間は数年、費用は百万円を超えると推定されます。
せめて、自分の分だけは、と言うのが作成の理由です。
いろいろとあったのですが、無事作成することが出来ました。
先ずは一安心です。
公証役場を出た際、この男性のお子様がぽつりと発した言葉
「無知っていうのは、怖いな」
本当に的を射た言葉だと思います。
相続と言う問題は、誰にも確実に発生します。
正しい知識を入手し、自分にあった対策を講じる事が大切です。
そしてこれらを確実に行うには、専門家の手助けが必要かと思います。