迅速な対応が一番
迅速な対応が一番!
先日、80歳男性の遺言書作成のお手伝いをした。
決めたのは7月初旬、作成予定日は8月。
7月中旬になってこの方から連絡が入った。
「早めたい」と。
急に体調が悪くなり緊急入院したという。
幸い命に別状はなかったが、明日はどうなるかわからない、そんな不安に駆られたという。
誰しもそうであるが、明日何が起こるかは誰も分からない。
特に高齢者の場合なおさらである。
そんなこともあり、相続手続き・遺言サポートについては、迅速な対応を心がけている。
セミナー等でも相続手続きや遺産分割協議は、49日過ぎたら速やかに取組むよう話をしている。
だらだらと先延ばしはロクなことにならない
だらだらしていると、相続人が亡くなったりして新たな相続人が増える。
人が増えれば増えるほど、まとまる話もまとまらなくなる。人間関係がおかしくなる。
周囲から余計な情報が入る。何が正しいのか分からなくなる。
物事を決めきれない。そんなこんなで先延ばしすると、ロクなことはない。
これが、当事務所が見てきた相続手続きでもっともやってはいけないパターンである。
なによりも迅速さが一番なのである。
知り合いに、コズエさん、ナガトモさんという寿司職人がいる。
シノザキさんという、鉄板焼きのオーナーシェフもいる。
みなさん腕が達者であり大変美味い料理を提供してくれる。
食材の選び方や調理のやり方、ノウハウはそれぞれあるのだと思う。
しかし、共通点もある、皆おそろしく手際が良い。
流れる様な手順、料理作りのスピードが極めて速いのだ。
よく考えると「仕事は遅いけれど抜群の品質のものを提供する」
そんな人にお目にかかったことはない。
でもって、今日のまとめ「迅速な対応が一番!」