財産に関すること-② 不動産

相続財産の多くを占めるのが、預貯金と不動産です。

前回は預貯金、そして今回は不動産についてお話しします。

預貯金は貰って邪魔になることはありませんよね。

しかし、不動産はものによっては厄介な代物になる場合があります。

それは後回しとして、

エンディングノートに不動産の情報を書こう!

先ずはお持ちの不動産について、権利証などを確認してエンディングノートに記述してみましょう。

権利証が見当たらない場合は、毎年役所から送付されてくる固定資産税の納税通知書を見ると良いでしょう。

お持ちの土地や建物の現況もできるだけ記述しましょう。

自分で住んでいる、人に貸している、宅地それとも農地、そんなことです。

ついでに不動産の評価額も確認しておいてください。

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登記はどうなっているか確認しよう! 

そして、折角ここまで来たら、ひと手間かけて、法務局に出向いて「登記事項証明書」の取得をお勧めします。

不動産の所有者は誰なのか、持分はどうなっているのかを確認してください。

時々「自分が固定資産税を払っているから自分のものだ」と勘違いされている方がいますが、これは違います。

親名義の不動産の固定資産税をずっと支払い続けていても自己所有になるわけではありません。

もし、自分ではなくて両親や祖父母のままになっていたら、これは大変です。

相続による登記は義務ではないので放置している場合が多く見られますが、これを機に名義変更されることをお勧めします。

登記せずに放置しておくと、相続人が亡くなり、あらたな相続人が増え、権利関係が益々複雑になるからです。

ちなみに私の知人の場合で、最終的に相続人36名で「遺産分割協議」をした例があります

取得した戸籍類は200通以上、費用と時間が相当かかったのではないかと思います。

 

前回お話ししたとおりエンディングノートの目的の一つは整理です。

これを機に、権利関係を明確にさせましょう。

でないと、上記のとおり、相続される方の負担が益々増えるだけです。

不動産が負の動産にならないか考えてみよう !

さて、次にお願いしたいのはこの物件をどうするかということです。

お子さんたちに相続させるのか、その場合にお子さんがそこに居住するのか、売却可能なのか、

この不動産をどう処理するのがベストな選択なのかを考えてみてください。

今は自分が住んでいる。

子供達は出て行って既に住むところはある。

もうおそらく帰ってはこないだろう。

このまま行けば空家になるのは必須だ。

売れないだろう、貸せないだろう、固定資産税だけ払うことになりそうだ。

そう思うのであれば早めに処分等の検討をすることをお薦めします。

不動産が負の財産(負動産)となり、お子さん達が面倒な思いをしないよう、手を打っておく事が大切です。

 

もう一度だけ、

「エンディングノート」の目的の一つはモノの整理です。

そして、

整理とは必要なモノと不要なモノを区分し、不要なものを処分することです。

上手に整理して負の遺産を残さないようにしてくださいね。

では、

エンディングノート